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財務省が17日発表した2022年1月の貿易統計速報によれば、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆1910億円の赤字だったのだそうで、赤字は6カ月連続で14年1月(2兆7951億円の赤字)に次いで過去2番目に大きい赤字額となりました。

これは原油などエネルギー価格の高騰に加え、中国の春節(旧正月)を控えた輸入前倒しなどで輸入額が過去最高を更新したからのようですね。

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輸出額は前年同月比9.6%増の6兆3320億円で、鉄鋼や鉱物性燃料が全体を押し上げ、自動車は金額ベースでは1.0%減にとどまったが数量ベースでは11.7%減っています。

輸入額は39.6%増の8兆5231億円となり、3カ月連続で過去最高を更新し、原油が8割超伸びたほか、新型コロナウイルスの感染拡大による部品の調達難を受けた物流コスト上昇などが輸入額を押し上げました。

地域別に見ると、アジアは貿易収支が6051億円の赤字で、20カ月ぶりの赤字となり、主因は中国からの輸入額の増加で、中国からの輸入額は2兆1277億円と23.7%伸びて過去最高となった。金属製品(48.9%増)や有機化合物(75.1%増)が総額を押し上げ、財務省は2月1日からの春節を控え、日本企業が在庫確保を急いだことが背景にあると見ています。

中国への輸出額は5.4%減の1兆1666億円。減少は20年6月以来、19カ月ぶりとなり、減少幅は直近では20年3月(8.7%減)以来の水準となり、春節による中国での工場停止を見込み、輸出を控える動きが広がった可能性があります。

米国との貿易収支は3350億円の黒字で19.3%減り、減少は2カ月ぶり。

輸出は半導体製造装置(2.5倍)などがけん引し11.5%増えたが、輸入が石油製品(261.1%増)の伸びなどを背景に3割増え、貿易黒字を圧迫した。

2022/02/17(木) 12:49 経済 PERMALINK COM(0)
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